2009年03月09日
困難な時、名経営者は何を考えているのか・・・

【不況に克つ12の知恵】  【不況に克つ12の知恵】

『松下幸之助』
 が書いている本です。
肉声のCD付きで476円と安いので買いました。

この本の中には、
’不況のときの経営者の心構え’
書いています。

ちょっと気になる文章が ・・・

 

『好況よし、不況さらによし』 
不況のときこそ、人材育成のチャンスであり、自社の商品をもう一度見直すチャンスでもある。
変調期こそ、躍進の時が与えられたチャンスである。
さすがに’経営の神様’と言われるだけあり、常に前向きです。

次に、 『ススギ自動車 鈴木修会長』ですが、
不況期には、徹底的に経費の見直しをする。
先日のTVカンブリア宮殿での放送では、会社にあるすべてのカラーコピー機をすべて売却。
あるから使うので、すべて売却。
モノクロコピーに比べて、8倍経費がかかるので、そんなものはいらないと・・・。

従業員をリストラしたり、取引先に対して値引き交渉する前に、
自社の中で徹底的な無駄を省いていく・・・。
コピー以外にもホッチキス1つにも気を配っていました。

困難な時に、名経営者は
’どんなことをして’’どのようなココロの持ち方をしているのか’
非常に参考になります。
 

 不況に克つ12の知恵
 著者:松下 幸之助
 編者:PHP研究所