2007年11月04日
安売りしてつぶれるところがあっても、値上げしてつぶれるところはない・・・

 雑誌を見ていて、
 この儲かるシステムは画期的だ!」
 
と思いました。
 
 茨城県つくば市にある、
 『みずほの村市場』 1990年に作られた直売所。

 トマトやとうもろこし、スイカなど、
 旬の農作物を売っているのですが・・・
 

村市場を運営する農業法人みずほの 売上高は約5億円!
生産者から販売額の15%を手数料として受け取る。

そして、みずほと契約している45農家も
  右肩上がりで売り上げが増加しているようです

農業所得だけで生計を立てることが困難な時代。
生産者の売り上げが増加しているのは理由があるようです。

 農家が衰退したのは、
     安売り競争で損をして嫌気がさしているからだと・・・。


そこで、みずほの生産者は農産物の販売価格を自分で決める。
その価格は、一年間守る。

そして、守らなければならないルールが1つあるようです。

 同じ農産物を販売している人がいた場合、
  次の参入者はその人と同じか、より高い価格をつける』 という決まり。


  例えば、トマト。
  最初の参入者が1つ100円で売っていた場合、
  次にトマトを売る人は100円以上の価格を、3番目に参入する農家は、
  2番目以上の価格をつける必要がある。

高い値段をつけても、味が他の参入者を上回っていなければ、誰も買ってくれない。
品質とは技術である。
おのずと、技術向上の努力をはじめるようになる。

みずほ社長曰く、
   「生産者は野菜のベンツを作れ!」
k_s.gifのサムネール画像
いいものを作ると高くても売れるということですねー。